【まとめ】王道アフィリは何故オワってるか

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物販アフィエリ成功者もノウハウ販売に商売替え？

←「逮捕されるくらい書きまくって」より続く

もはや、ロングテールだなんだ言っても、物販アフィリやアドセンスのような単価の低いもので、まとまったお金を取ることは、論理上可能だとしても、現実的にはワリに合わないのではないかと思います。ロングテールを収益に結びつけるためには、

• 息長く上位表示され続け、ボチボチ売るか、
• 大量の文章でマイクロキーワードからのアクセスを期待するか、

そのふたつの方向性しかありません。そうしたロングテールの仕組みを実現するには、サイトを作り込まないとできない。サイトを作り込んでも、しょせんロングテールなのでたいした収益は上がらない。そういうことです。

じゃぁアフィリエイトはもう終わってるの？　・・・・・いいえ、物販やアドセンスなどの王道アフィリがダメでも・・・・・情報アフィリエイトがあります＼(^ω^);／。

今、まとまったお金を稼げるアフィリエイトは、情報商材、しかもネットでお金を稼ぐノウハウそのものをアフィリエイトすることです。物販やアドセンスで過去に実績のある先輩方も、王道アフィリエイトを踏み台にして、情報起業で儲ける段階に、とっくの昔に入っています。つまり、自らが過去に物販アフィリやアドセンスで儲けた実績を「王道アフィリのノウハウの情報商材」として後発組に売る、そこに専念しています。それは何を意味するかというと、物販は結局ワリに会わず、ノウハウ情報商材市場でしか、もはや収益があげられないからではないでしょうか？

物販やアドセンスだけで充分もうかるのなら、ノウハウを人に教えてライバルを増やすようなことをするメリットは全くありません。物販やアドセンでは以前のように収益が上がらないので、ノウハウ販売に転向したわけです。この業界、このへんの突っ込みや説明が弱いと思うのですが、（私自身を含めて）みんな不労所得の夢を捨てたくないから、可能性が無限にあるって信じたいだけなんじゃないでしょうか？

王道系アフィエリエイト・ノウハウの宣伝レターには必ず「キーワードの可能性は無限大なのでライバルになりません」と書かれていますが、それは机上の空論ではないかと、私には思えてしかたありません。確かにまだ見つかっていないオイシイ・キーワードは存在しているのでしょうが、無限にある、という理屈は、どうしても信じられないのですが・・・確かに、どこかに残っているお宝キーワードを当てるために、当たるまでひたすら最低限のサイトを量産し続けるという手法が全く効果を出さないとは言い切れないですが・・・

★2015年追記…2007年当時は、キーワードはもう見つからない！と私自身主張していましたが、最近勉強し直したら、まだまだキーワードの発掘法というのがあることを知りました。2007年当時は、まだ勉強不足でしたね。 キーワード発掘法の詳細については、私のメルマガで述べています。

それにしても、月間検索数１万クラスのキーワードで上位表示されても現実のアクセス数はたいしたことないことを、私の経験からお伝えしましたよね。これらのデーターから、毎日３ケタ以上のアクセスがとれるキーワードは、月間検索数十万件クラスのキーワードだと推測されます。

月間検索数十万件のキーワードとは、多くは一般名詞ですので無限には存在しません。数十万クラスのキーワードでは、既に、熾烈な競争を勝ち抜いた、ハイレベルな役に立つ内容のアフィエイトサイトが君臨していますので、後発組の出る幕なんか、まずありません。よっぽどその分野に精通している人が、さらにオリジナリティのある記事で、あらゆる技術を駆使して挑めば、チャンピォンの座を奪いとることはできるかもしれませんが・・・・。

以上のことから、ひとつの結論が言えます。王道アフィリエイトの時代は既に終わっていて、今は、情報商材アフィエリエイトの時代になっている・・・・そのことを、しっかりと認識するべきです。そして、情報商材アフィエリエイトとは、お金儲けのためのノウハウを、お金儲けのために、お金儲けを目指す人達に何とか売りさばく・・・そういうアングラな構造のアフィリエイトでしか、月収並みの収入を得る可能性がないということなんです。

王道アフィエリの栄光は不滅です！

まとまったお金をとる手段としては、もはや、楽天もアマゾンもアドセンスも可能性が極めて低いものである・・それでは、もう物販アフィリやアドセンスは、ネットビジネスとは無縁の、ただのお小遣いかせぎの方法でしかないのでしょうか？　

いいえ違います。

確かに楽天やアマゾンやアドセンスは、大金を掴むネタではありません。しかし、これら物販やクリック報酬広告が、社会的に認められたアフィリエイトの王道である事実は変わりありません。もはやそこから大金を掴めないとしても、王道アフィリエイトが全てのアフィリエイターの夢であり希望であり「良心」なのです。リアル世界とアフィリエイトの世界をつなぐ、たいせつな接点なのです。

インターネット上の商店として、リアル世界では売りにくいロングテール商品を扱い、インターネット上営業マンとして新規の顧客を開拓し、多くの人々にとって、ほんとうに必要な商品やサービスとの出会いの場を演出する・・・小さで、お小遣いにしかならない仕事だけど、人のためになるやりがいのある作業・・・それが理想の王道アフィリエイトなのです。

現在盛り上がりをみせるノウハウ情報アフィリエイトの、そもそもの出発点も、そこにあったことを忘れてはいけません。王道アフィリエイトで稼ぐノウハウを販売すること、情報アフィリもそこから始まっているのです。今では、「お金儲けのノウハウを売ってお金を儲けるためののノウハウが主流です。「手段や主旨や理由は何でもいいから、とにかくお金が動けばいい！」・・そんな風潮の情報商材の世界です。けれども、アフィリエイトの出発点とは何だっか・・・そのへんをもう一度思い出してみませんか？

アフィリエイトの「原点」として、ネットビジネスの「象徴」として、王道アフィリエイトは永遠のその存在感を失うことはないでしょう。王道アフィリエイトで輝かしい業績を残した先輩方に敬意を評しつつ、今後は「象徴」として王道アフィリエイトを捉えていくことにしよう・・・私は、今そんなふうに、思ったりもするのです。

さて、次回からは、「アングラな」情報商材アフィリエイトの世界とその可能性について探っていきましょう。