必要最小限の対策ＳＥＯ〜後編〜

検索エンジンにアピールする公式ノウハウsitemap

この記事内容は2007年当時のものです

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sitemap.xmlの作り方

さてさて、最低限のＳＥＯ、前編でGoogleウェブマスターツールとYahooサイトエクスプローラへの申請、インデックス確認、被リンクやＳＢＭについて述べました。その他に検索エンジンにアピールする方法として、ぜひやっておくべきことがあります。それは、sitemap（サイトマップ）作りです。

今お使いのブラウザーのurl窓に
http://stopthemoney.blog.shinobi.jp/sitemap.xml　
をコピペしてみてください。このサイトの各ページのurlがずらずらと書かれているページが出てきましたよね。これが検索ロボット向けのサイトマップです。さらに、ここで、ブラウザのソース表示をすると、出てくるのが下のデーターです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
　<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
　<url>
　　<loc>http://サイトのurlをここに</loc>
　　<priority>1.0</priority>
　　<changefreq>weekly</changefreq>
　　</url>
　<url>
　　<loc>http://サイトのurlをここに</loc>
　　<priority>1.0</priority>
　　<changefreq>weekly</changefreq>
　　</url>
　<url>
　　<loc>http://サイトのurlをこ・・・
　　　　　 　　・
　　　　　 　　・
　　　　　 　　・
　　　　　<url>　〜　</url>を繰り返し
　　　　　 　　・
　　　　　 　　・
</urlset>

これがsitemap.xml（サイトマップ・エックスエムエル）というグーグルとヤフーで共通で使えるサイトマップです。GoogleとYahooのロボットが、サイトの「目次」として利用できるもので、これがあると検索ロボットがサイトを読みやすいのです。これももちろん無料でできますので、必ずやりましょう。

流れとしては　サイトマップのファイル作成　→　ファイルを自分のサイトへアップロード　→　エンジンへ通知　→　承認　の流れになります。

サイトマップxmlファイルの作り方は、テキストエディタ（ワープロ）に上のデータをにコピペして、httpのあとにサイトのurlを入れて、文書を作ります。そしてファイルを「ＵＴＦ−８コードのxmlで保存」・・・と言ってもよくわかりませんよね。私もわかりません(^^);;　私の場合は、とりあえずただのテキスト形式で、ファイル名を sitemap.xml にして保存すれば、それでできているみたいです。

次ぎに、その sitemap.xml名のファイルをブログのサーバーにアップロードしてください。アップロード方法はブログサービスによって違いますので、ブログサービスのマニュアルやＦＡＱで調べてください。できないブログもあるかと思いますが・・・。

sitemap.xmlの登録方法

ブログのサーバーにsitemap.xmlをアップできれば、後はシンプルです。ブログにpingがあれば、それを送信してウェブマスターツールやサイトエクスプローラーに知らせることができますが、直接通知する方法が早くて確実です。

ウェブマスターツールでは[Add sitemap]のページに行き、[Choose Type]から[Add General Web Sitemap]を選び、３,のurlに続く窓に、sitemap.xmlと入力。最後に下の[Add General Web Witemap]を押して終わり。半日くらいで登録されます。

オッケーの場合は下のように表示されます

サイトエクスプローラーではstitemapのことをfeedと呼んでいます。下の画面でやはり窓にsitemap.xmlと入れて[Add Feed]を押せばおわりです。

半日〜１日たって下のような画面になればオッケー。

もしsitemap.xmlの書類に問題があると赤字でエラーが表示されますので、まず、sitemap.xmlのテキスト原稿をチェックして、閉じタグの漏れとか、スペースが紛れ込んでいるとか、がないかよーく調べてください。ファイル形式の問題は、それぞれのオーエスやワープロのマニュアル等で解決してください。ちなみに、MacOsXの場合なら私わかります！　Appleworksで保存書類の形式を[テキスト]にしてファイル名を[sitemap.xml]にして保存してください。保存書類の形式で[HTML]を選ぶと失敗します。

sitemap.xmlは誰も自動更新してくれません。新しいページがたまってきたら、自分でsitemap.xmlの書類に新ページのurlを追加して、再度アップロードします。ファイル名は常にsitemap.xml　でないとまずいので、前のファイルに「上書き」でアップロードします。はっきり言って面倒くさいですが、検索エンジンに公式にアピールする数少ない手段のひとつなので、がんばってやりましょう

これだけはやっておきたい検索エンジン上位表示の方法のまとめ

以上、Google Webmaster tools とYahoo SiteExplorerへの申請方法（meta tag）と、sitemap.xml作りのポイントを見ました。また、最低限の被リンク先としてＳＢＭをおすすめしました。これらの方法について、もっとわかりやすく説明しているサイトがどこかにあると思うので、検索して探してみましょう。ロボット向meta tag、sitemap.xml、SBM登録の３本柱は検索エンジンへの合法的（笑）アピールとして、必ずやったほうがいいと思います。というか、私流ではＳＥＯ対策って、ほとんどこれだけでオワリです。

私がテンプレートをいじるところは・・

あとやってると言ったら、html構文を整理（テンプレートの調整）するくらいです。

私がやってるテンプレートの調整法は

• タイトルに<h>見出しタグをかます
• <br>の改行を減らし<p></p>で段落を作る
• 本文をアタマに近い方におくとか（右プラグイン）
• <ul>タグで箇条書きを使ってみるとか

けっきょく、タグがどうのこうのより、タイトル→中タイトル→小タイトル→本文→箇条書き、といった文章の構造を意識することの方が大事だと思います。自然に見出しタグが付けられるような、文章の構成を、日頃から頭の中で考えるクセをつけておきましょう

インターネットとhtmlはもともと学術論文とかを共有するためにできたシステムです。ですから、論文調みたいな、しっかりとした文章が好きなのです。「私わぁ<br><br>お金ほしいけど<br>もっとリアルでまじめに・・<br><br>」のように日記調のブログで、（<br>タグ連続で）ツラツラと書いてあるやつ、そういうのは、検索エンジンには、あんまり好かれないと思います。古い考えかもしれませんが、ウェブサイトは面としてのページではなく、htmlタグがひっついたただの文章だ！ということを認識しましょう。ウェブサイトはあくまでテキストデータが基本と思いますから。（文章の構造については、このページの下の追記にも関連情報があります）

ぜったいワリに合わないネット収入！？

さて、ＳＥＯの基礎対策をみてきましたが、これくらいのことは自分でやりましょう。キビシイこと言いますが、これくらいのことが自分で出来ない人は、はっきり言ってゴメンだけど、ネットで大きな収入を得ることはできない？とも思います・・・逆に、こんなに面倒くさいことをしたからと言って、別に、たいした収入は得られるわけではありません（泣）　そのこともキモに銘じておきましょう。・・・・。

やっぱり、たいへんですよね、サイト運営って・・・。検索エンジンの上位表示狙いとかにハマると、最低限でもこんなことをやらないと、話しにならないんです。これだけやるのでも結構時間かかります。あーたいへん。どう？　お金儲け目的で、サイト運営なんてやりたくなくなってきたでしょ？　ぜったいワリに合わないってば

　とりあえず「お金儲けは１日十円でいいけど、自分のサイトを上位表示させてみたい！」って人は、meta tag埋め込み、sitmap.xml、ソーシャルブックマーク、文章構造とタグの組み合わせ、これだけやっておけば、後は、記事内容の充実だけです。記事を充実させれば被リンクは自然に集まります。私の匿名サイトＥもＣも、だいたいこんな感じのことをやって、１位や７位になったわけです。

それでは、このサイト「ネットでお金儲けはやめておけ」の今後のＳＥＯ状況に、是非ご注目ください。何か、進展があれば、今ご覧のこのページの下に、進展を書き加えていきますので、今ご覧のこのページにブックマークして、たまにチェックしてやってくださいね。

以上【07年10月19日現在】

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【2007.10.20】　追記１

さっそくですが、Googleでのインデックスが復活しました。

インデックスされたので順位がでます。

月間検索数９千６百件の「お金儲け」で１２０位です。月間百件「ネット　お金儲け」Google４５位です。Yahooは昨日の１００位から１０３位にダウン。

ところで、Googleにインデックスされている場合は、[キャッシュ]を見てみましょう。ちょっと古いデーターが出てきますが、検索エンジンが見ているのはこのデーターです。ページをチョクチョク手直している場合は、いつの時点でキャッシュされたデータでの順位か、チェックが必要です。

さらに、Googleで[キャッシュ]画面にして、上の小さい字で書いてるコラムの中を良く見てください。「テキストのみのキャッシュ ページをご覧になるには、ここをクリックしてください。」と出ています。ここを見る習慣にしましょう。何故なら、検索エンジには、ウェブサイトは、このように、文字中心で見えているからです。

字が大きいところは見出しタグがかかっているところです。検索エンジンは、スタイルシートの装飾は見ないで、見出しタグ、強調タグ、リンクタグを認識していることが、よくわかります。また、検索されたキーワードのところはハイライトされています。文章の構造が、見えてきませんか？　いろいろなサイトのテキスト・キャッシュを見ていると、なんとなく、検索エンジンの目線で、ページ作りが考えられるようになってきます。

以上【2007.10.20】　

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【2007.10.22】　追記2

Google 　Yahooともに順位、暴落です。「ネット　お金儲け」Yahooでので１４４位。Googleの４５位（一瞬の夢でした）が５００番くらいにダウン、Googleで１２０位だった「お金儲け」での順位はどこにあるのかすらわかりません

今回GoogleでもYahooでもトップページ以外のページが検索結果に表示され、その結果、大暴落しています。サイトマップの逆効果の例です(汗)　　さらにGooogleではサイトマップxmlで重要度をいちばん低くしているページがわざわざインデックスされています。別サイトで前もこういうことがありました。ちょっと嫌な予感です。

ウェブマスターツール上のインデックス状況で、説明の内容が全部同じになっています。これはディスクリプションタグ<meta name="description" content="〜に書かれている内容です。ブログはページごとにかえられないので、こうなってしまう時があります。

こういうインデックスのされ方だと、順位は上がってきません。上位に来るサイトでは、descriptionが無視されて、ページごとに異なる本文の内容が表示されます。

登録直後の時期は変動も激しい(googleダンス)になりやすいですね。こうなっても、たんたんと記事内容を増やしていこうと思ってます

以上【2007.10.22】　

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